籔内佐斗司作品集 大博物誌
¥5,500 税込
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出版社: 求龍堂 (1991/11/1)
大型本: 127ページ
〈動植変〉〈面相変〉〈人体変〉〈古事拾異変〉をテーマに、森羅万象のあらゆるものを作品とし奇想天外な世界を展開する、籔内佐斗司初の作品集。
籔内佐斗司 やぶうちさとし(略歴)
YABUUCHI Satoshi
(彫刻家・奈良県立美術館館長)/ 東京藝術大学名誉教授
1953年、大阪に生まれた籔内佐斗司氏は、東京藝術大学および大学院で彫刻を学んだ後、同大学院保存修復研究室で、仏像の古典技法と保存修復の研究に従事した。その経験をもとにして、檜・漆・顔料などを素材とする独自の制作技法を開発し、1987年に彫刻家として独立し、創作活動を始めた。彼の作品世界を代表的するキャラクターである「童子」は、森羅万象にひそむ命の根源を象徴し、彼らを通じて仏教的世界観やアニミズム的生命観を表現しつづけている。また木彫のほかにブロンズ作品を用いた屋外彫刻やマルチプルアートなども手がけ、活動の範囲は多彩で広汎である。
そして氏が「ART FOR THE PUBLIC」と呼ぶ公共空間に設置した作品は、全国に約100箇所を数え、その数は今も増え続けている。2004年からは、東京藝術大学大学院文化財保存学の教授として、文化財保護の人材育成と仏像修復にも携わっている。
2010年に開催された「平城遷都1300年祭」の公式キャラクター・せんとくんのデザインを担当したことを機に、あらたに仮面舞踏集団「平成伎楽団」を結成。
2021年から奈良県立美術館館長に就任。東京藝術大学名誉教授。
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