1/1

古典彫刻技法大全

¥3,850 税込

SOLD OUT

別途送料がかかります。送料を確認する

¥9,800以上のご注文で国内送料が無料になります。

刊行 : 2021年4月
求龍堂

ほとけさま直伝の技、全てを紹介。
完全版・仏像解体新書!

東京藝術大学文化財保存学研究室で、籔内佐斗司指導のもと、修復研究・修復を行ってきた16年間の研究業績。
3Dデジタル、透過エックス線撮影、CTスキャンなどによる文化財情報記録と活用の最前線、古典彫刻と修復の技法材料、模刻や復元製作により解明された構造技法など、先人の叡智と美を守り、後世に伝える技の全てを此処に収録。

<目次>
第一章 私が伝えたかったこと 現代に生きる岡倉天心のこころ
第二章 先端技術を用いた文化財情報の記録と活用の最前線
第三章 古典彫刻と修復の技法材料
第四章 模刻研究や復元制作によって解明された仏像の構造技法
第五章 さまざまな修復の実例;そこから解明された仏像の構造技法
終章
付録:二〇〇四~二〇二〇年の研究室の歩み
編集後記

監修/籔内佐斗司
編/東京藝術大学 大学院美術研究科 文化財保存学専攻 保存修復彫刻研究室

B5変型 並製本 224頁(カラー図版、挿図多数)

籔内佐斗司 やぶうちさとし(略歴)
YABUUCHI Satoshi

(彫刻家・奈良県立美術館館長)/ 東京藝術大学名誉教授

1953年、大阪に生まれた籔内佐斗司氏は、東京藝術大学および大学院で彫刻を学んだ後、同大学院保存修復研究室で、仏像の古典技法と保存修復の研究に従事した。その経験をもとにして、檜・漆・顔料などを素材とする独自の制作技法を開発し、1987年に彫刻家として独立し、創作活動を始めた。彼の作品世界を代表的するキャラクターである「童子」は、森羅万象にひそむ命の根源を象徴し、彼らを通じて仏教的世界観やアニミズム的生命観を表現しつづけている。また木彫のほかにブロンズ作品を用いた屋外彫刻やマルチプルアートなども手がけ、活動の範囲は多彩で広汎である。
そして氏が「ART FOR THE PUBLIC」と呼ぶ公共空間に設置した作品は、全国に約100箇所を数え、その数は今も増え続けている。2004年からは、東京藝術大学大学院文化財保存学の教授として、文化財保護の人材育成と仏像修復にも携わっている。
2010年に開催された「平城遷都1300年祭」の公式キャラクター・せんとくんのデザインを担当したことを機に、あらたに仮面舞踏集団「平成伎楽団」を結成。
2021年から奈良県立美術館館長に就任。東京藝術大学名誉教授。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (10)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥3,850 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      セール中の商品
        その他の商品